ふらふら思考

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日記:太平洋 DJKOO 三四郎 君の名は ラッド

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最近いやなことが続いて、今朝は海へ行ったきた。

「大学生かよ!!」と自分で突っ込みたくなるところだが、本当に大学生(らしき人)がいた。3人組の男の子で、一人がえらくしょげている様子だった。きっと恋愛か何かで辛いことがあって、あとの二人が「今日は朝まで付き合うぜ」って感じなのだろう。という想像自体が古いのかな笑。

あるいは大学生でもなく、所得税の還付金の申請の仕方がわからず困っていただけかもしれない。

けど、「大きい自然」を見るのは悪くないですね。「こんな大きな海の前で何を自分はちっぽけな悩みで...」なんてことはまったく思わないけど、自然には人を癒す力があると思う。ほんとに。

少しいい気分になって、帰ろうとしているとさっきの大学生がマクドナルドのごみを捨てていっているのを見てまたいやな気分に戻った。砂浜はごみ箱じゃないよ。

 

家に帰って録画した番組でも見ようと、「有吉反省会」をつけると、DJKOOが出ていた。久しぶりに一人で声を出して笑ってしまった。DJKOO、とっても天然で、きっと謙虚でいい人なんだろうな。オリジナルなポジションをゲットしたと思う。なんでもDJ風に言うっていうアレ、そこらへんのお笑い芸人の一発ギャグより全然面白い笑

 

そのあと、知人に勧められた、「100分de名著」を見た。今回は夏目漱石の「三四郎」について語る回だった。

三四郎、知ってますか?

僕は昔さらっと流し読みしただけで内容はほとんど覚えていません。一つだけ覚えているのは、けっこう序盤に、三四郎が九州から上京しようと汽車に乗っているとき、不思議な女の人に出会い、なぜか同じ宿の同じ部屋に泊まることになり、ナニもせずに次の日を迎え、別れ際に「あなたって意気地なしね」みたいなことを言われるところ。「おいおい、そんなチャンスに何もしないなんて男じゃない」と言われる方も多数いると思うんだけど、僕も出会っていきなり、みたいなことは得意じゃなく、しかも当時の時代背景も考えると、「三四郎、しょうがないよ。わかるよ。でも次はもう少し積極的でもいいかもね」と声をかけたくなる、と思った。

番組の中で、夏目漱石の作品には暗号めいたものや、いわゆる謎の女の登場、そして「主人公ははたして何をやりとげたのか」ということがはっきり描かれないという話があり、それって僕の大好きな村上春樹とも通じるなと思った。もう一度漱石を読み直してみるのもいいかもしれない。村上春樹を読み始めて以来なかなかほかの作家にチャレンジできず、読んだのは村上関連の外国作家の作品と、司馬遼太郎くらいだから。

 

その三四郎を録画済み番組から探しているときに、たまたま前にとっていた「君の名は」でカーソルが止まって、「スパークル」のイントロが流れた。ピアノで、3つの音を繰り返しながら、ベースライン(これもピアノ)の低い音が徐々に音階を上げていくところ。ちょうど、「君の名は」がはやったころは楽しいことも多い時期だったので、それもあいまって不覚にも涙を流してしまった。娘の使っているおもちゃのピアノで真似して引いてみた。残念ながらおもちゃのピアノは音階の範囲が狭く、右手で3つの音を繰り返しながら、左手でベースラインをということはできなかったのだけど。

映画のサントラといえば(全っ然詳しくないんだけど)一番はやっぱりジブリの久石譲さん。とくにトトロの「風の通り道」は最高。最近娘がトトロを見るんだけど、あのシーンのあの曲は、毎回泣きそうになる。けど、もとにもどってRADWINPS、結構すごいなと思った。

 

そんな日曜日。

明日から何か、楽しいことがありますように。